那須岳コンソーシアム主催「観光事業者向けセミナー」
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那須岳コンソーシアム主催「観光事業者向けセミナー」が実施されました
こんちは村人Jです。
2022年1月13日、14日の2日間で那須岳コンソーシアム主催「観光事業者向けセミナー」が実施されました。
那須岳コンソーシアム主催の那須岳火山における「豊かな自然の恵み」再発掘事業として、1日目が「国立公園の利活用」、2日目が「火山防災」をテーマに講師をお迎えし、那須高原で活動する観光事業者などに向けたセミナーでした。
DAY1 国立公園の利活用
1日目は環境省や東京大学の教授さまを講師にお迎えして、国立公園についてや日光国立公園那須甲子・塩原地域での取り組み、全世界の国立公園の事例を紹介していただきました。
また、後半には関係者たちによる那須岳を中心とした国立公園利用の実態や問題点などを話し合い、情報共有や意識のすり合わせを行いました。
那須高原は観光地として多くの方々に利用していただいており、それに紐づく様々な業種の方々がいます。
これまでも日光国立公園に関する会議や話し合いはたくさん行われてきていますが、国立公園の自然を利用する事業者が民間、公共関わらずこれだけ集まって自由に発言できる場ができたのはいままでなかったかもしれません。
それぞれの課題や地域として協働して取り組むべき問題などを話し合うことができた事は、今後の那須高原の観光、自然保護事業に大きなプラスになるなと感じました。
DAY2 火山防災
2日目のテーマは火山防災。
富士山を研究している方や御嶽山の噴火にて現地の避難誘導や対策にあたられた方から当時の状況や現在の対策についてお話をいただきました。
私たちが活動している那須岳(茶臼岳)も活火山であり、いつ噴火してもおかしくない山ということもあり火山について学べたことはとても良い機会となりました。
このセミナーの後にトンガにて大規模な噴火のニュースが出てきたので今までよりも緊張しました。
何となく身近な自然は不変的なものと思っておりましたが、火山のある地域でガイドをしていることを改めて理解し、ツアー中に噴火した際の想定をしっかりと対策しておく必要性を感じました。
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