来春へ向けて 板室温泉自然体験フィールドを整備しています

こんちは村人Jです。

今年の夏より板室温泉の「奥那須・大正村 幸乃湯温泉」さまのご厚意により所有林の活用を目的とした整備をさせていただいており、事業の目途が煮詰まってきたため地元関係者向けの体験会を開催させていただきました。

今後は来年の春休みにプレオープン、ゴールデンウィークにオープンできるようフィールドの整備や協力事業者と事業計画をより詳細を詰めていく予定です。

これから色々と情報を公開していきますのでよろしくお願いいたします。

板室温泉自然体験フィールドの地元関係者向け体験会を実施しました

今回の体験会では板室温泉エリアで新しく追加するアウトドアアクティビティ「ツリークライミング」をNPO法人 那須高原自然学校の協力の下体験いただきました。

一般の方に向けたプログラムを完成させて、来春以降に体験いただけるようにしていく予定です。

10mを超える木に登った先では那須５峰の白笹山や南月山などこのアングルでしか見ることができない那須連山の景色をお楽しみいただけます。

体験に際しては、専用の安全器具とツリークライミング®ジャパンの公認資格を持った専門のインストラクターがご案内しますので安全に樹上への旅路をお楽しみいただけます。

板室温泉自然体験フィールドってなに？

板室温泉自然体験フィールドは奥那須・大正村 幸乃湯温泉さまの所有林の中に「自然体験活動」や「環境教育活動」など板室温泉の自然と触れ合う活動を様々な方に体験いただくためにムーラビートが整備している森になります。

現在管理しているフィールドの規模は落葉広葉樹林を中心としたおよそ６ヘクタール。

数年前までは落ち葉さらいの里山として利用されていた経緯があり、昭和初期ごろまでの日本の農村部において最もポピュラーな里山といえる森になります。

「身近な自然を感じ、野生生物と共生する喜びを」をテーマに活動しているムーラビートでは、このフィールドを活用してSDGs（持続可能な開発目標）17の目標に対して様々な行動を実施していきたいと考えております。

森林管理に関しては、この森の利用に関する歴史的背景や地域の文化・風土を十分に理解しつつ、基本的に「やりすぎない森林整備」を掲げ、野生動植物への影響が少なくなるように配慮し、歩く場所を確保する程度に留めた森林歩道を作成、維持管理を実施する予定でいます。

同時に野生動植物の調査も実施しており、カメラトラップ法による哺乳類調査では、ニホンカモシカや二ホンジカ、イノシシ、キツネなど様々な動物が確認されております。

鳥類ではオオタカやノスリなど、両生類ではモリアオガエルやアズマヒキガエルなどが確認できている状況です。

昆虫や植物に関してはまだ調査が追い付いていませんが当初想定していたよりも豊かな生態系と植生が期待できるもの予想しております。

これらの調査で今後得られるデータを基に様々なプログラム開発や地元博物館や研究機関との連携を図り板室温泉エリアの自然環境の記録として様々な場で活用できるようにしていこうと考えております。

板室温泉自然体験フィールドを貸し切ることも可能にできるようにします

板室温泉自然体験フィールドは日光国立公園内にあります。

整備の進行状況によりますが、森の区画を貸し切ることができるようにしたいと思っています。

ムーラビートとしては、この森を整備するにあたって様々な方に利用していただきたいという思いがあります。

日本の森林や山はどんな場所でも所有者や管理者が存在しており、許可なく進入し利用することは難しいです。

自然ガイドや自然体験、環境教育関係の資格はたくさんありますが、いざその資格を活かそうとするとフィールドに悩んでしまうこともあるのが現状ではないかと思います。

また、取得してもいきなり実践となると二の足も踏んでしまいがちかなと思います。

そんな方に場を提供し、自身のスキルアップや自信を付けるためのお手伝いをしたいと考えており、ムーラビートではアウトドアアクティビティやワークショップを実施したいと考えてくださる方の挑戦を受け入れし、商品開発及び販売についてサポートをさせていただきます。

その他にもこんな方がいましたらぜひご利用を検討ください。

〇　撮影会をしたい

〇　愛犬とのんびり森で過ごしたい

〇　仲間や子供と森で遊びたい

〇　リハビリとして森を散策したい

〇　イベントで利用したい　　…など

ダラダラと勢いだけで書いてしまったので伝えたいことが届くかは分かりませんが、今後も情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。

また、ご利用いただけるような際はぜひお帰りの際に板室温泉でのんびりリフレッシュしていただけたらと思います。