MFAの再講習
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MFA(メディックファーストエイド)の再講習をしてきました
こんちは村人Jです。
先日応急手当のスキルアップとして「メディック・ファーストエイド」を再受講してきました。
我々のような職業は自然の中で学び、遊ぶことを目的とした事業であるため予想もしない事故などが発生する可能性があります。
自然ガイドはお客様の命を守るためにできる限りの応急手当をできるようにスキルを身に着けておく必要があるべきと私は考えております。
今回は那須ネイチャーインフルエンサーが主催した「メディック・ファーストエイド」の講習に参加し、単純なスキルアップだけでなく参加者との様々な事故やヒヤリハットの共有などを行いました。
メディック・ファーストエイドとは
MFAは救急医療の先進国、アメリカで40年以上(1976年創設)も前に誕生した一般市民レベルの応急救護の手当の訓練プログラムであり、そのソフト(ノウハウ)とハード(教材などの伝達媒体)は数年ごとに最新の教育学的手法と国際コンセンサスに基づいた医学ガイドラインを盛り込んでアップデートを続けています。
現在ではその画期的にして卓越した教育内容と有効性により、国連関連組織・世界安全機構(WSO)をはじめ、アメリカ沿岸警備隊(日本の海上保安庁にあたる)やカナダ・ロイヤル・ライフセービング協会、ガールスカウトUSA、DAN JAPAN(財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会)など、様々な公的機関や団体の多くから公認され、5カ国に設置された国際サービス・オフィスを通して世界中に普及しています。 (MFA Japan HPより抜粋)
様々なスキルをアップデートし続ける重要性
自然ガイドという仕事は、自然の解説だけではなくその土地の歴史や文化、風土など多岐にわたり知識を有しつつ、参加者の安全に対して責任を持った行動をとる必要があります。
そのためにもフィールドチェックや関係各者との情報連携などをしっかりと行いながら、最新の情報やスキルを磨き続ける必要性があります。
自然環境は数年単位どころか数日単位で変化することがあり、状況によっては危険度が突然跳ね上がることもあります。
正直「昔取った杵柄」だけではリスクが高いということを知っていただきたいです。
登山などの雑誌などでのランクを鵜呑みにせずに最新の地域情報や気象情報をしっかりと確認するようにしてください。
例えば夏の雨と冬の雨では死亡リスクが全く違うものになりますし、それに備える救命法や救命具も異なる場合があります。
過去の思い出や経験にとらわれず、今のご自身とパーティの能力をしっかりと評価した上で登山計画などを決定するようになさってください。
そういったことを考えるのが苦手という方は現地のガイドを利用することをおススメします。
どんな山でも日本では地域のガイドがいることが多くなってきました。
観光地と呼ばれる場所であれば間違いなくガイドやそれに近しい地域情報を有した組織が存在しますので、ためらわず、自身に過信することなく利用してください。
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