フクロウ小話
目次
日本にフクロウの仲間は何種類いるのかご存じですか?
こんちは村人Jです。
今の世界には、268種類のフクロウの仲間が生息しています。
では日本には何種類いるのかみなさまはご存じですか?
ドラマやアニメなどでは夜のシーンで声や姿を取り上げられていますが、意外と見たことがある方が少ないいきものですね。
フクロウと聞くと森の奥地や山の中に棲んでいると考える方がほとんどですが、日本では里地・里山で生息しており非常に身近ないきものとなります。
日本に生息するフクロウは11種類+α
日本に生息するフクロウの仲間は11種類と言われております。
ここではサイズの大きい順にご紹介
・シマフクロウ
・ワシミミズク
・シロフクロウ
・フクロウ
・トラフズク
・コミミズク
・アオバズク
・キンメフクロウ
・オオコノハズク
・コノハズク
・リュウキュウコノハズク
これに加えて、コキンメフクロウ、ヒガシメンフクロウなどを含める方もいらっしゃいます。
本州で見られるフクロウの仲間は6種類で、村人Jが活動する栃木県では全てが確認できます。
留鳥と渡り鳥のフクロウがいる
フクロウの仲間には、大きく分けると2種類の生活パターンを持っています。
生活圏の中に繁殖地を併せ持つ「留鳥(りゅうちょう)」と繁殖のために遠くへ移動する「渡り鳥(わたりどり)」です。
日本のフクロウ類の中で渡り鳥は、アオバズク、コミミズクの2種類。これに変則的なトラフズクを入れて3種類とする場合もあります。
アオバズクは、春に東南アジアより日本へ渡り繁殖を行います。青葉の頃にやってくるので、和名の由来になったとも言われています。
コミミズクは、反対に冬に越冬を目的として渡ってきます。
ドラマのシーンでよく使われるフクロウ
日本の時代劇をはじめとしたドラマやアニメの夜のシーンにフクロウの声や姿が入り込むことがあります。
主にフクロウとアオバズクが多いです。
フクロウ好きあるあるですが、秋のシーンでフクロウの声を使用されていると違和感しかありません(笑)
「ホーホー」、「ゴロスケホッホ」と鳴くのがフクロウ。
「ポゥポゥ」、「フォーフォー」と鳴くのがアオバズク。
これらは主にオスが鳴く声なのですが、1年中鳴いているわけではありません。
フクロウであれば、12月下旬頃~8月。アオバズクなら5月~8月に聞くことができます。
繁殖期~ヒナの育成期に鳴く声になるので秋にはまず聞かない声になりますので、ドラマで使われると思わず「季節おかしいなぁ」と苦笑いしてしまいます。
非常にマニアックなお話しでしたが、今回はここまで
次回をお楽しみに
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