広報なすしおばら6月号
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広報なすしおばらの取材を受けました
こんちは村人Jです。
那須塩原市の広報誌「広報なすしおばら6月号」にて気候変動についての取材を受けた様子が掲載されました。
那須塩原市内の気候変動対策について様々な業種の関係者に対応や所感をインタビューする記事の中で那須塩原市内の自然を使った観光業をしているムーラビートに白羽の矢が立ち、今回の掲載となりました。
那須塩原市のHPからご覧いただくことができますので興味を持ってくださった方はご覧ください。
ムーラビートの気候変動対策
よくお問い合わせであったり参加者の方の会話で「どの時期がおススメなんですか?」と聞かれます。
その際に私はこう答えています。
ネイチャーツアーなら5月中旬から7月上旬と9月下旬から10月中旬。
ナイトツアーは11月から2月。
逆におススメしないのは8月。
日本における観光業としてみると一番人が動かない時期をおススメしていますがちゃんと理由があります。
この時期は、那須高原の花暦にあっていてお楽しみいただきやすく、蚊やアブなどの吸血昆虫の発生が少ない時期。
また気候的にも暑さがそこまで強い時期でなく快適にお過ごしいただける可能性が高いためおススメさせていただいております。
ナイトツアーの方は、夜空を楽しみたい方が多い傾向にあるため星空がきれいに観察する可能性の高い冬をおススメしています。
冬の季節になれば不安材料になりやすいヘビやクマといった危険動物が冬眠で出会うことがなく、ただ寒いだけですので推しています。
8月をおススメしない理由
ムーラビートのツアーにおいて8月をおススメしない理由としては大別すると3つあります。
1.那須高原でも想像されているよりも暑い
気象庁の過去記録で照らし合わせると8月の平均が23℃となっていますが、ここ数年は日の当たる場所ですと30℃を軽く超えるようなときも多くなってきております。
ムーラビートでは暑さ対策として標高1,400m地点までご移動いただいて少しでも涼しい場所でのツアーを催行するようにしております。
2.吸血昆虫が最も活発
板室温泉エリアでは5月の下旬ごろから蚊やダニが動き始めることが多いです。
そして高原地域で最も嫌われる吸血性のアブは7月下旬から活発化し8月に発生のピークを迎えます。
暑い時期に高原の川で水遊びを計画される方が多くいらっしゃると思いますがアブがつきまとってきて刺すと痛いのでとても嫌な思いをされるなんてことがあることと思います。
ムーラビートのツアーはのんびりゆっくり自然の中で滞在することが多いので、これらの昆虫のつきまといがとても不快になりやすいためあまりおススメしていません。
3.花や野鳥の入れ替わり時期
8月は渡り鳥たちが移動する時期でもあり、野鳥の見られる数が減ります。また花々もトリカブトやリンドウの季節(8月下旬ごろ)ではあるのですがそれ以外のものは花期を終えていくため変化が薄い季節といえます。トンボやサンショウウオなどに興味のある方にとっては面白い季節ですが大抵の方のニーズに合いにくい季節といえるかなと思います。
どんな時でも楽しんでいただけるツアーづくりをしています
おススメしている時期とそうでない時期をご説明しましたが、決してその時期が面白くないと言っているわけではありません。
ムーラビートでは1年中ツアーを開催しております。
複数のコースを持つことで、その時期にあった場所での自然観察をご提供することを大切にしています。
前述のおススメ時期に関しては、自然と触れ合う経験をあまりしたことがない初心者の方が楽しく快適にツアーを体験していただけるために発信しているものです。
「色んな自然を感じてみたい」と思っている方や「今、自然と触れ合いたい」と感じている方などはいつでもお楽しみいただけるようにツアーを作っておりますのでお気軽に遊びにお越しいただけたらと思います。
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