野生動植物研究
自分が住んでいる地域のいきものをよく知りたい
私は、動物園の飼育員をしていたときがありました。
日本の動物園は、外国の動物たちを中心に展示し、希少種の保存や野生下で置かれている現状をお伝えする博物館としての役割があります。
しかし、在籍していた当時の日本国内の動物園では、日本の生き物に向けたものはあまり積極的ではありませんでした。
私は恥ずかしながらその頃自分が生活している周りのいきもの達がどの位いて、どんな現状に置かれているのかなどをほとんど理解できていませんでした。
あまり知られていませんが、世界的に見れば日本のいきもの達は独自の進化を遂げており希少ないきもの達が多く、絶滅の危機に瀕しているものも多いのです。
これは日本の教育にはあまり取り上げられていません。
このままではいけないと思い、自分が生活している地域のいきものを調べて、記録し、伝えていこうと考え今の活動をすることにしました。
フクロウリサーチ
野生フクロウの調査・研究
「フクロウ」
日本の里山環境における生態系の頂点に存在するいきもの。
このフクロウの生態を見続けて行くことで今の日本の里山環境の状況を把握することが出来るのではないかと考え以下のミッションを基に活動しております。
MISSION
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日本国内に生息するフクロウ類の生息調査
フクロウ(Strix uralensis)を中心にどこにどんな種が生息しているのかを調査してます
1 -
野生フクロウの生態研究
繁殖の手助けとしての巣箱掛けを行いつつ、繁殖行動の研究を行っております
2 -
環境教育活動の実施
これまでに得られた様々な情報を基に環境教育プログラムを開発・実践しております
3 -
団体の環境活動への協力
地域団体のみなさまなどの環境活動に協力させていただいております
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宇都宮大学「ゆうゆうフクロウネットワークプロジェクト」
Moora Beatのフクロウリサーチでは、宇都宮大学の協力をいただいております。
活動としては、
・現地調査活動
・自動撮影機による野生フクロウの繁殖行動の解析
・宇都宮大学による野生フクロウのDNA解析
などを行いながら、普及啓発のための環境教育プログラムを開催しております。
ARLとちほく
栃木県北部での両生・爬虫類を中心としたいきもの調査活動
「カエル」代表的な両生類であり、日本において水田環境との関わりが非常に密ないきもの
両生類たちは、オタマジャクシの時期が必ずあります。
水環境がその地域に消滅してしまうと命を繋いでいくことが直ぐに出来なくなってしまういきものでもあります。
そんな両生類を観察していくことで地域の生物多様性が良好かどうかを計ることが出来るのではないかと考え活動しております。
3つのA・R・L
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両生爬虫類愛好家 (Amphibian Reptiles Lover)
両生爬虫類に関する調査研究や自然体験プログラムの開発をしています
1 -
動物救助研究室 (Animal Rescue Laboratory)
生息情報の管理をしつつ、自然環境の維持管理に関する提案
2
や有識者との情報交換をしています -
自然と遊び、学ぶ( Active play Refresh time Learn the nature)
環境教育や自然体験プログラムの開発を行い、各種団体との連携を計りながらイベントを開催したりしています
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環境文化都市やいた創造会議
里山の保護管理やいきもの調査などのイベントを開催しています
環境文化都市やいた創造会議は、矢板市が制定した「環境基本条例」「環境基本計画」の理念に基づき、環境を守り行動する協働社会の実現のため、環境の保全と創造に関する協働プロジェクトの推進を図ることを目的とする団体です。
ムーラビートはこちらのイベントのコーディネートや矢板市自然環境概況調査などを請負いさせていただいております。
環境文化都市やいた創造会議の活動が気になるという方は下記よりご確認いただきますようお願いします。