【Forest ranger】調査ノート page６

こんちは村人Jです。

昨年秋より板室温泉自然体験フィールドの野生動植物が整備事業を実施し、活用することでどのような影響が出るのかを定期的に情報収集して把握することを目的にカメラトラップ法を利用した哺乳類の生息調査を実施しています。

今回は2022年6月中の撮影データを解析しました。

2022年５月31日～2022年6月29日までに確認された哺乳類

2022年５月31日～2022年6月29日までに確認された哺乳類は以下の通りとなりました。
二ホンジカ／ニホンカモシカ／イノシシ／ニホンノウサギ／タヌキ／テン／ノイヌ

調査中に確認された動物

ヤマアカガエル／モリアオガエル卵塊／ウグイス／ヤマガラ／オオタカ／シオカラトンボなど

悲しい出来事

今回の作業で分かったことなのですが、とても悲しいことに森の侵入者にカメラを1台撮影できない状態にされてしまいました。

やったのは野生動物ではなく人間です。

レンズとセンサーの部分に接着剤のようなものを塗布されてしまいその後の撮影が全くできておりませんでした。

やったであろう方は初老の男性で鉈を持ち歩いているのが最後に映されておりました。

特に犯人探しをしてやろうというつもりはありませんが、数万するカメラなので使い物にならなくされたのはとても悲しいです。

撮影されて困ると思っての行為なのかもしれませんが、無断で他者の所有地に無断で入って器物破損するというのはいかがなものかとは思います。

道具がダメになったこともですが、こちらとしてはその間に調査対象を調べることができなかったことがとても痛いです。

カメラトラップ調査をするときは今回の様のことはあるかもと思いつつ今までなかっただけにとても残念ではありますが、いい勉強になったと思うようにします。